• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

英語道場 Eureka!

英語の悩みを解消して自信をつける特訓道場

Mines

英語を勉強してもなかなか上達しない理由とは?

2022年2月10日 by Mines

日本では中学校から高校と英語を勉強しています。大学も含めると10年余も英語の勉強をしてきています。しかし社会に出てあるいは海外へ出かけて使える英語が身についているかと言うとほとんどの方が使える英語が身についていません。

確かに日本の英語教育は受験英語、試験に通るための英語の勉強です。実践で使える英語とは大分違うプロセスでした。実際には使うこともないような英語のセンテンスを試験問題の為に一生懸命覚えてきました。

日本人が英語をうまく使えないには大きく二つの理由があります。ひとつは①目的を持って勉強していないこと。ふたつ目は②感性をうまく利用していないこと。です。

①目的を持って勉強していないとは?

私達が中学校から英語を勉強してきたのは試験の為でした。特に大学受験では問題を解くための英語の勉強であり実際に使える英会話は範囲外だったでしょう。英語の勉強には「目的を明確にする」ことが必要です。「何のために英語の能力を身につけたいのか?」と言うことを自分の中にしっかり持っておくことです。何となくとか人がやっているから、英語ができるとかっこいいからとか、そのような理由ではダメです。英語を喋れるようになった自分が何をしているのかイメージできるかどうかです。海外留学している、海外で仕事をしている、何でも良いでしょう。英語を喋りながら自分が何をしているのか目をつむってイメージできるかどうかです。目的をイメージで持っておくことがとても大事です。

英語が喋れると言ってもどの程度のレベルまで目指して勉強するかもあります。海外旅行するためのと言うならそれ程難しいことではないでしょう。しかし、海外留学する、海外で毎日仕事で使うとなると十分ネゴできるレベルの英語力が必要でしょう。そのためにはある程度の必死さを持って勉強することも必要です。極端な話、貧しい国の人は自分のキャリアアップの為に英語を身につけアメリカ目指すとか必死に勉強します。貧乏から抜け出すために、より良い人生を手に入れるためにと彼らは生きるか死ぬかの思いで必死に勉強するのです。もし生きるか死ぬかの必死さで英語を勉強すると何となく英語を勉強するのとは結果は雲泥の差が出ることは明白です。大学受験で受かるか落ちるかと言う関門があるからあの頃は必至で受験勉強をしていた筈です。あの当時のような必死をもう一度燃やしてみましょう。

②感性をうまく利用しているか?

英語の勉強は、ある意味筋トレと同じです。大学受験の時の勉強は脳トレばかりで頭で覚える勉強でした。「使える英語力」は感性を磨いて習得してみてください。感性とは五感をフル活用することです。身体を使って英語を身体にしみ込ませることです。そのためには沢山聴く、沢山喋ることが必要です。英語の本をいくら黙読しても身体に英語はしみ込んで行きません。沢山音読して英語の音を身体にしみ込ませる時間を作ってください。身体にしみ込ませるためには繰り返しの練習が必要です。繰り返しを習慣にすることです。五感を磨くためには完成の幅を広げることも必要です。世界にはいろいろな英語があります。ブリティッシュイングリッシュだけが英語ではありません。アフリカに行けばアフリカ訛りの英語がインドにはインド訛りの英語があります。発音が日本語訛りだからと気にする必要はありません。英語の勉強に上手い、下手、良い、悪いと言うものさしはありません。日本人は真面目なのでミスや発音が悪いとか、下手だとかネガティブなモノの見方をしがちです。コップの半分に入った水をみて、「たった半分しか入っていない」と考えるか、「まだ半分入っている」と捉えるかモノの見方はいろいろです。あなたはどちらの見方をする傾向があるでしょうか?英語の上達のためにはポジティブなモノの見方をするクセをつけましょう。英語の勉強は五感をフル活用です。

Filed Under: 勉強, 教育, 英会話

英語の上達は先達に倣うことから

2022年1月27日 by Mines

英語の上達には長い年月が必要です。英語の上達には悩みがつきものです。あなたはそんな悩みをどうやって解決していますか?英語の悩みをいろいろあります。どんな悩みがありますか?

英語の悩みが人それぞれです。主なものを拾ってみましょう。

◎ 英語が聞き取れない。

◎ 英単語が覚えられない。

◎ 勉強の仕方が分からない。

◎ いくらやっても上達しない。

◎ うまく喋れない。

 

誰にでも悩みがあります。解決のひとつのヒントは人のマネをしてみると言うことでしょう。「ヒトマネ」と言うとあまり良い印象でないかもしれません。図書館に行くと英語の勉強法についての書籍が沢山あります。それらをサッと読んでみて自分で実践できそうなやり方のヒントを集めてみることです。どんな悩みも解決できます。誰でも悩んで解決して来たので前例が既にあるのです。

これを「先達(先達)に倣う」と言います。前例を参照すると言うことです。鎌倉時代、兼好法師が書いた徒然草に「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。」と言う話があります。

京都の仁和寺のある法師がずっと石清水八幡宮に参拝したいと願っていましたが、なかなか参拝の機会がありませんでした。その後やっと機会を見つけて石清水八幡宮へ徒歩で出かけます。

年老いて長年の願いが叶い極楽寺や小さなお宮を参拝しました。長年の願いが叶ったと周りを見てみると大勢の人達が山の方へ上っていきます。神様にお参りに来たのに登山とはと大勢の人達を気にもせず京都へ帰ってきました。

さて、石清水八幡宮と言うところはとても大きくて本宮は山の上にあるそうです。山裾にある小さなお宮を石清水八幡宮だと勘違いして本来の目的を達成できなかったのです。

兼好法師は、そこで「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。」と書いているのです。どんな小さなことにもちょっと先輩に聞くとか前例を参考にすると言う姿勢が欲しいものだと言うことです。

人は誰でもミスをします。いろいろ悩みます。世の中のそのような事例はすべて誰かが既に経験しています。前例があるのです。英語の上達も先達、所謂先輩が沢山います。そのような先輩の前例を参考にして自分が応用できるもの実践できるものを取り入れてやってみることも悩みを解決するひとつの方策です。

先人の知恵を大いに活用しましょう。少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。

Filed Under: メタフォー, 格言, 英会話

英語で良くある間違いから学ぶ

2022年1月16日 by Mines

英語と日本語は語学としても沢山の違いがありますが、外国語を学ぶ時に大事なことは言語の裏に隠れた夫々の文化の違いも意識することがとても大切です。

文化の違いは習慣の違いばかりでなく人々の考え方の違いをも生み出しているのです。言語の裏地にあるこの文化の違いを意識することで英語を話す時に誤解を生みだすような言い方を回避することができるでしょう。

例えば日本人とインド人がお昼に何を食べたとかと言う話をしているとしましょう。日本人が「今日はお昼にカレーを食べたよ。」と話した時、日本人の頭の中には小さい頃から食べているお母さんが作った日本式カレーを「イメージ」として頭の中に描いています。

一方、インド人は、「カレー」と聞いてすぐには日本式のカレーのイメージが頭の中に描かれる訳ではありません。インド式の食器に入ったインドのカレーのイメージが頭の中に浮かんでくる筈です。

同じカレーと言う言葉でも言葉の裏地、その文化の違いで頭に浮かぶイメージがまったく違ったものになります。日本的な考えでこうだろうと当たり前のように考えていることが、文化が違うところでは全く当たり前ではないことがあります。

英語の間違いも文法的な間違いもありますが、文化の違い、考え方の違い、発想の違いからいろいろな表現方法になるのだということが分かるようになるでしょう。

今回は英語の間違いについて考え方の違いがあることを理解した上でいくつか例を見てみましょう。

次のセンテンスの間違いを探してください。(答えは最後に)

  1.  My sister is married with an engineer.
  2. I call you tomorrow.
  3. I look forward to meet you.
  4. I am boring at home.
  5. I have visited my friend last week.
  6. My room is not enough big.
  7. They did homework themself.
  8. Her jacket is broken.
  9. He didn’t make a fault anyway.
  10. He becomes better.

答え

↓

↓

↓

  1. My sister is married to an engineer.
  2. I will call you tomorrow.
  3. I look forward to meeting you.
  4. I am bored at home.
  5. I visited my friend last week.
  6. My room is not big enough.
  7. They did homework themselves.
  8. Her jacket is torn.
  9. He didn’t make a mistake anyway.
  10. He got better.

英語の間違いは文法的な間違いと考え方の違い、あるいは発想の違いから来る表現方法の違いなどいろいろです。うっかり間違ったらひとつひとつ正解を確認して再度間違わないように記憶するようにしましょう。良くある間違いは何度も同じ間違いをしがちです。間違いをミスと考えてショックと感じる必要はありません。ミスはミスと自分が判定すればミスですが、新しい発見だと判定すればミスとはなりません。

Filed Under: テスト, パターン, フレーズ, 勉強

大黒屋光太夫はどのようにしてロシア語をマスターできたのか?

2021年12月7日 by Mines

大黒屋光太夫と言う人物をご存じでしょうか?

江戸時代の1782年に現在の三重県鈴鹿市辺りにあった白子浦を江戸へ向かう神昌丸に乗船していた船頭でした。乗組員は全部で17名。出港してから駿河沖あたりに到達した頃に風雨が強くなり嵐の中の航海になりました。

風浪に揉まれて帆柱も切り捨て数か月漂流することになります。その後8ヶ月程流されてアリューシャン列島のアムチトカ島に漂着します。そこから光太夫の約10年に及ぶロシア生活が始まるのでした。

島には原住民の他に毛皮捕りのロシア人がおり光太夫はロシア人との接触からロシア語を習得し始めます。最初はまったく話が通じませんでしたが、ロシア人が話すあるひとことに気がつき同じひとことを使ってみました。それは「これは何か?」と言うひとことだったのです。

光太夫はそのひとことから次第にロシア語の単語を収集しメモしながら実地で耳学問によるロシア語習得に努めました。アムチトカ島からカムチャッカ、イルクーツクと移動する間に仲間の船乗りも数名亡くなり、イルクーツクでは2名がロシア正教に改宗してロシアの地に永住することになったりしました。

イルクーツクで現地の役所に日本帰還への許可を願い出ますがなかなか埒が明かず、支援者の勧めで当時の首都ペテルブルグへ向かいます。1791年1月15日にイルクーツクをソリに乗り同年2月19日にペテルブルグに到着しました。

首都での滞在中光太夫はいろいろの体験をしています。廓では女性に大変もてていたようです。女帝エカテリーナ二世にも謁見することが出来て帰国許可を得ました。女帝に謁見する頃には光太夫は一通りロシア語が喋れるようになっていたようです。廓の女性達ともスムーズな会話が出来る程で女性達からお土産を貰ったりしています。

結局10年余のロシア滞在から1792年10月7日に根室に帰還しました。帰国出来たのは光太夫、磯吉、小市の三名でしたが、小市は根室到着後病死しており、光太夫と磯吉はその後幕府の取り調べを受け江戸では半ば軟禁生活を送ることになります。

さて「これは何か?」と言うひとことから、全くの未知の環境で対話をする必要性からロシア語をひとつひとつ粘り強く習得して行き、女帝ともスムーズに会話できるほどロシア語も上達させることができました。光太夫は一介の船乗りです。江戸時代の武士のような教育を受けた訳ではありません。光太夫に会ったロシア人が残したメモには光太夫の誠実さ、熱心さ、凛として何事にも臆することない人間性が記述されています。江戸時代のひとりの船乗りにしてロシア人をも感服させるような人間性だったようです。

光太夫がロシア滞在中に残したメモは蘭学者桂川甫周が「北槎聞略」に纏めています。同著には1700年代のロシアの風俗、自然、社会制度、慣習等々が細かく描かれていて現代ロシアでも第一級の資料だと評価されています。

光太夫は正しく生きるために日本に帰国するためにその必要性からロシア語をマスターして行きました。外国語を習得するためには、やはりその習得する目的が明確であることが重要であるようです。勿論彼の真面目さ、見た事、聞いた事、体験した事を細かく記憶してメモする彼の性格、更には船乗りでありながら卑下することなく大和魂を持って孤高の精神で異郷の環境に対した彼の精神性も尊敬に値するでしょう。

外国語を学ぶ時には学ぶ目的を明確にしてみましょう。何となく喋りたいとか、人がやっているからとかあやふやな動機ではなく、喋れるようになってから自分が何をしているか、何をしたいのかイメージできるかが重要です。大黒屋光太夫の精神性は日本人として学ぶことが大です。コスモポリタンと言うのは語学が喋れるからコスモポリタンではありません。何よりもまず日本人であることです。正しく美しい日本語を身につけているのか、日本の歴史や文化について人に説明できる程の知識をもっているのか、まず日本人であることがスタートです。いくら語学を学んでも母語以上の語学力を外国語で達成することは無理でしょう。母語が豊富だからそれにふさわしい外国語力も備わってくるのだと思います。

Filed Under: 海外旅行, 異文化, 英語

  • « Go to Previous Page
  • Go to page 1
  • Interim pages omitted …
  • Go to page 8
  • Go to page 9
  • Go to page 10
  • Go to page 11
  • Go to page 12
  • Interim pages omitted …
  • Go to page 186
  • Go to Next Page »

Primary Sidebar

映画で英会話レッスンを

https://eurekamines.com/wp-content/uploads/2018/08/厳選名画10選.mp4

 

最近の投稿

  • 【語学交換】相互学習で実践力向上
  • 【身振り手振り】非言語コミュニケーションの活用
  • 【状況別表現】場面に応じた適切な英語
  • 【間違い恐怖症克服】完璧主義を捨てる勇気
  • 【英語思考】日本語を介さない直接的理解

最近のコメント

    アーカイブ

    • 2025年8月
    • 2025年7月
    • 2023年4月
    • 2023年3月
    • 2023年2月
    • 2023年1月
    • 2022年12月
    • 2022年11月
    • 2022年10月
    • 2022年9月
    • 2022年8月
    • 2022年7月
    • 2022年6月
    • 2022年5月
    • 2022年4月
    • 2022年3月
    • 2022年2月
    • 2022年1月
    • 2021年12月
    • 2021年11月
    • 2021年10月
    • 2021年9月
    • 2021年8月
    • 2021年7月
    • 2021年6月
    • 2021年5月
    • 2021年4月
    • 2021年3月
    • 2021年2月
    • 2021年1月
    • 2020年12月
    • 2020年11月
    • 2020年10月
    • 2020年9月
    • 2020年8月
    • 2020年7月
    • 2020年6月
    • 2020年5月
    • 2020年4月
    • 2020年3月
    • 2020年2月
    • 2020年1月
    • 2019年12月
    • 2019年11月
    • 2019年10月
    • 2019年9月
    • 2019年8月
    • 2019年7月
    • 2019年6月
    • 2019年5月
    • 2019年4月
    • 2019年3月
    • 2019年2月
    • 2019年1月
    • 2018年12月
    • 2018年11月
    • 2018年10月
    • 2018年9月
    • 2018年8月
    • 2018年7月
    • 2018年6月
    • 2018年5月
    • 2018年4月
    • 2018年3月
    • 2018年2月
    • 2018年1月
    • 2017年12月
    • 2017年11月
    • 2017年10月
    • 2017年9月
    • 2017年8月
    • 2017年7月
    • 2017年6月
    • 2017年5月
    • 2017年4月
    • 2017年3月
    • 2017年2月
    • 2017年1月

    カテゴリー

    • TOEIC
    • イディオム
    • インドネシア語
    • オノマトペ
    • オンライン
    • コミュニケーション
    • コロケーション
    • シャドーイング
    • ジョーク・逸話
    • スピーキング
    • スペル、スペリング
    • テスト
    • パターン
    • ビジネス英語
    • フレーズ
    • メタフォー
    • ラテン語・ギリシャ語
    • リスニング
    • 俗語・スラング
    • 冠詞・不定冠詞
    • 前置詞
    • 副詞
    • 助動詞
    • 勉強
    • 動名詞
    • 動詞
    • 反対語・反意語
    • 句動詞
    • 同義語
    • 名詞
    • 形容詞
    • 接尾辞
    • 接続詞
    • 接頭辞
    • 教育
    • 早口言葉
    • 未分類
    • 格言
    • 海外旅行
    • 略語
    • 異文化
    • 疑問詞
    • 発音
    • 瞬間英作文
    • 筋トレ
    • 米語
    • 繋ぎ言葉
    • 翻訳
    • 英会話
    • 英作文
    • 英文法
    • 英語
    • 英語辞書
    • 語彙
    • 語根
    • 語源
    • 音読
    • 頭字語acronym

    メタ情報

    • ログイン
    • 投稿フィード
    • コメントフィード
    • WordPress.org

    Copyright © 2025 · Genesis Sample on Genesis Framework · WordPress · Log in