外国人が日本語を学ぶ時に悩むことが丁寧語でしょう。
謙譲語とか謙遜語とか日本人にも難しい表現法です。
英語には日本語のようなややこしい表現はないと
思うかもしれませんが、丁寧に言うと言うポイントはあります。
informalとformalと言う言い方になるでしょうか。
命令口調のぞんざいな言い方よりは
丁寧に言う方が印象が違います。
英語で丁寧に言う表現法と確認しておきましょう。
1.Your opinion is a bad idea.
➡ I am not so sure that your opinion is a good idea.
(悪いと直接的に言うのでなく婉曲的に言うと丁寧です。)
2.Can I smoke here?
➡ Would you mind if I smoke here?
(丁寧にするにはwouldやcouldの過去形を使うこと。
パターンは Would you~ if I +動詞の過去形~?になることです。)
3.Come here.
➡ Could you come here?
(命令口調は、couldをつけて丁寧に)
4.Your report is bad.
➡ Your report is not really up to standard.
(直接的でなく婉曲に言うと丁寧表現に)
5.No.
➡ No, thanks.
(Noだけでも良いですが、時と場合によりthanksをつけましょう。)
6.Can I borrow your book?
➡ Could I borrow your book?
(丁寧に言う時の基本ルール=過去形を使う。)
7.Leave me alone.
➡ Sorry, I am busy now.
(これも時と場合によります。ちょっとsorryで丁寧に拒否。)
8.Open the window.
➡ Do you mind if I open the window?
(丁寧に尋ねる時の基本パターン=Do you mind if I ~? )
9.Tell me when you have time.
➡ Let me know when you have time.
(つっけんどんに言うよりちょっと気持ちが伝わります。)
10.I hate this color.
➡ I am not too fond of this color.
(直接的より婉曲に言うこと)
11.Your work is not good.
➡ I am not satisfied with your work.
(これも婉曲的な言い回し)
12.Sit down, please.
➡ Have a seat, please.
(「どうぞ、座れ」ではちょっと。気持ちの問題か。)
命令口調は、概して動詞の原形を使いますが、
丁寧に言うためには、動詞の過去形を使いましょう。
一度パターンを押さえておくと大丈夫です。
It’s not what you say, it’s how you say it.
何を言うかよりもどのように言うか、これ大事ですね。