英語はやっかいな言語です。
その長い歴史の中で融合された要素が混在しています。
似たような英単語、スペルト発音の不一致等々規則が不明確です。
何度も間違い、ミスを繰り返しながら習得することになります。
ミスも繰り返しが重要で、そのうちに英語の習得が実を結びます。
英語の中には良く間違う英単語が沢山あります。
似たような英単語が誤解を生み出しています。
良く間違う英単語を今回はチェックしてみましょう。
1.adoptとadapt
見た目も発音も似た者同士です。でも意味は違います。
adaptは「適合させる、順応させる」と言う意味です。
I adapt to life in a new company. 新しい会社での生活に慣れる。
adoptは「採用する、採択する」と言う意味です。
We are going to adopt a new way. 私達は新しい方法を取り入れる。
2.loseとloose
loseは動詞で「失う、減らす」の意味です。
I wish to lose my weight. 私は体重を落としたい。
looseは形容詞で「ゆるめた、自由になった」等の意味です。
Dogs are set loose in the garden. 犬達は庭に放たれている。
3.willとgoing to
シンプルな英単語です。同じような意味です。
しかし、ちょっとニュアンスに違いがある点を覚えておきましょう。
ポイントは「判断する時間的ポイント」です。
判断⇒I’m going to~
判断⇒⇒I will ~を使う
……………..↓……………………↓…………………………………………..
過去 現在
意味としては将来のことを言う点で同じですが、
判断したのが過去の時点にあったらgoing toで
話している今ならwillを使います。
次のふたつでニュアンスの違いを掴んでください。
“John is in hospital.” “Really? I didn’t know. I will visit him tomorrow.”
“John is in hospital.” “Yes, I know. I am going to visit him tonight.”
4. besideとbesides
besideは前置詞で「~のそばに、~の近くに」の意味です。
besidesも前置詞ですが、「~の他に、~に加えて」の意味があり
否定文で使うと「~を除いて、~以外」と言う意味になります。
He stood beside his new car. 彼は車のそばに立っていた。
She is working on a plan besides her main project.
彼女はメインの仕事に加えてある計画に従事している。
besidesは前置詞ですが、副詞的に使われることもあります。
5.canとmay
canとmayは使い方に迷うかも知れません。
基本は、canが’ability’を表し、mayが’permission’を表す点です。
Can you finish the work in two hours? 2時間で仕事終わりますか?
これはabilityの問題ですが、一方許可を尋ねる用法もあります。
Can I use your pen? これはくだけてpermissionを尋ねています。
mayは正式に許可をお願いする用法です。
May I drink water? Yes, you may.
6.fewerとless
fewerは個別に数えることができるモノに使います。
lessは砂糖や水のように個別に数えることができないモノに使います。
There are fewer cakes here.
Ten items or fewer.
Less sugar.
Fewer grains of sand.
7. affectとeffect
affectは動詞で「影響する、作用する」と言う意味です。
effectは名詞で「結果、効果、印象」と言う意味です。
effectは動詞で「~をもたらす、引き起こす」の意味もあります。
They were affected by the accident.
I got the medicine to have an effect.
英語にはまだまだ使い方を間違う英単語があります。
ミスを繰り返しながら良くミスする英単語の使い方を覚えて行きましょう。
ミスは決してネガティブに考えるものではありません。
ミスを新しい発見と考えて習得のキッカケと考えると良いでしょう。