英語の勉強と言いますが、本当は「勉強」と思わないことです。
少しずつ言葉に「慣れる」と言う意識が語学の習得には大事なのかも知れません。私たちが日本語を覚えたのも決して勉強したからではありません。小さい頃両親や兄弟や周りの人たちが話す言葉を聞きながらその「音」に慣れ親しみ、身体に染み込んでくるにつれて日本語を話せるようになって来たのです。
日本語の先生でない限り、日本語の文法を説明できなくても私たちは日本語を不自由なくしゃべることができます。その感覚を生きた英語を身に付けるプロセスにも活かすことです。大学受験のような英語の勉強では生きた英会話は身につきません。もっと気軽に考えて実用的な英語が身に付くように「慣れる」トレーニングを心掛けてみましょう。
慣れるトレーニングは、筋トレみたいなものです。頭で考えるよりも身体全体で感じること。カラオケと同じですね。カラオケを勉強すると言う人はいないでしょう。カラオケは、自分で歌って、何度も繰り返して自分の得意な歌が出来上がってきます。
英語の勉強も同じようにやってみましょう。英語の勉強ではなく、英語の練習、英語に慣れる練習です。慣れるには何度も繰り返し音読したり、口に出して読んでみることです。赤ちゃんも話す勉強をした訳ではありません。周りの話を聞きながら音に慣れて、そして喋れるようになるのです。
英語の勉強は、慣れること。カラオケと同じ感じで慣れる、繰り返す、身体で覚える、そんなプロセスを実践してみましょう。