英単語を覚えることは難儀な事です。
受験勉強では英単語を覚えるのに随分苦労しました。
何度も書いて、そして忘れて、暗記ばかりやってました。
暗記では試験が終わると直ぐ忘れてしまいました。
受験勉強は試験の点数取りが目的で実践とは無関係です。
実践英語は、必要な英単語が直ぐ口から出ないと困ります。
英単語の覚え方も受験勉強とは変える必要があります。
英単語を覚えるのは「部品」を活用することです。
「部品」とは、接頭辞、語根、接尾辞のことです。
英語で一番長い単語をちょっと覚えましょう。
英単語で一番長いのは、これです。。。。。
pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis
こんな長いの覚えられる訳ないと思いがちですが、
部品にバラシてみれば簡単に覚えることができます。
部品にバラシてみましょう。
pneumono- 肺の(語根)
ultra- 超(接頭辞)
micro- 微小(語根)
scop- 見る(語根)
-ic (性質の、接尾辞)
silico- シリコン(語根)
volcano- 火山の(語根)
coni- チリの(語根)
osis 症(接尾辞)
いくつかの「部品」を繋げてみればなんとなく意味が見えてきます。
受験勉強は試験で良い点を取るためですから
正しい答えが必要ですが、実践英語は大体意味が分かればOKです。
頭とお尻の部品を合わせただけでも肺の病気の名前だと分かります。
間に入っている部品は、その病気の原因物質を並べただけです。
私達は子供の頃、漢字を覚えるのにサンズイだウカンムリだと
へんやつくりでグループ訳して関連する漢字を覚えました。
サンズイやウカンムリ等を部品として覚える感じです。
サンズイの漢字を纏めて覚えるのと
aquaとつく英単語を覚えるのと似ています。
部品の意味を知っていれば英単語の意味も想像できます。
英単語を覚える早道は、「部品」の意味を覚えることです。
部品の意味を知っていれば知らない単語も意味を想像できます。
実践英語では大体の意味が把握できればOKです。
英単語を覚えるコツとして接頭辞や接尾辞、語根に
もっと注目してその意味から解読して見ることです。
英単語のほとんどがラテン語やギリシャ語等を語源としています。
語源をカギにすると英単語の解読は容易になります。
英単語は、部品をカギに覚える工夫をしてみましょう。