英語の定冠詞theや不定冠詞aは、日本語にはないので
実際英語を使う際には日本人なら誰でも迷います。
学校の英語の試験でも良くこの問題は出ました。
理解しているようで良く分かっていないかも知れない
定冠詞theと不定冠詞aの使い方を確認しておきましょう。
不定冠詞Aの使い方
不定冠詞aは、中学校の英語でも習ったように
数を数えることができる名詞の単数形につけます。
aをつける時にはその名詞について特定していないと言うのが特徴です。
数えることができないモノや沢山ある複数の場合にはaは使いません。
不定冠詞aは、名詞の頭が子音の場合に使います。
(例)
a dog
a church
a document
a cup
不定冠詞ANの使い方
不定冠詞のanは、数えられる単数名詞で最初が母音の名詞に使います。
数えられない名詞や複数形には使いません。
(例)
an egg
an apple
an eagle
an orange
an uncle
定冠詞THEの使い方
さて英語の試験では良く悩んだものです。
基本的に定冠詞theは、すべての名詞に使われます。
名詞が数えられる、数えられないとか
単数である、複数であるとかには関係ありません。
ただ大事なことは「そのもの」と言う特定する意味があること。
あるいは特有のものであることがポイントです。
① 一度既に話したモノ、事についてそれを指す時に限定する意味で。
There is a house. The house is mine.
② 特に説明しなくても相手が既に何の事か知っている時に。
I told Mary to finish the work by 5 o’clock.
「どの仕事」と説明しなくても「その仕事」で通じる場合。
③ 自然の地形に関する説明をする時に。
一般的な自然のモノ、山、海、湖、海岸等々
Let’s climb the mountain this weekend.
We are going to the beach for surfing.
④ 誰でも知っているたったひとつのモノについて。
空、地球、世界、星座等々について。
I want to travel around the world.
The Earth is circulating the Sun.
The sky is high and beautiful here.
Aと THEの使い方は英語を話していると良く迷います。
基本的なルール、パターンを一度確認して
覚えておけば迷うこともなくなると思います。