日本人は、中学校から大学まで10年余も英語を勉強します。
自分が言いたいことをスラスラを英語で言えますか?
なかなかスラスラ英語が喋れるまでに行きません。
こんなに長い間勉強してどうして喋れないのでしょうか?
英語で言いたいことをスラスラ言えるようになる
効率的なやり方、コツを考えてみましょう。
大前提は、英語を「勉強する」と考えないことです。
英語は、言語です。言語はコミュニケーションのツールです。
ツールとは所謂「道具」です。大工道具と同じです。
誰も大工道具の使い方を勉強するとは言いません。
大工道具は、実際に使ってみて「慣れること」です。
この慣れる感覚を意識してコツコツ練習しましょう。
さて、その前提でいくつか練習法を考えてみましょう。
1.目標を決める
英語の上達のためには、自分の目標を決めてください。
何のために英語を身につけたいのか?を自問することです。
留学したい、海外旅行したい、子供に英語を教えたい、
外国人の旅行者のガイドを地元でやりたい等々
何のために英語が必要なのか、その目標を意識することです。
目的によって英語のレベルも必要な語彙も違います。
目標を持ったら自分が英語をスラスラ喋っている場面をイメージしましょう。
画像としてイメージしたそれがあなたのゴールです。
イメージでゴールを常に意識することが継続する力になります。
2.英語に浸る時間を作る
英語は、道具です。道具は使い方に慣れることが第一です。
カンナの使い方の本を何冊読んでもカンナ作業は上達しません。
実際にカンナを握って何度も作業を繰り返し身体で覚えることです。
英語の練習もそれと同じです。身体で覚えることを意識しましょう。
毎日何分でも構いません。英語の音を聴く、英語の本を読む。
毎日、コツコツ、短時間でも英語に浸る時間を作ってください。
これを習慣にすることで英語が身体に浸透して行きます。
3.音読する
英語のリスニングは、スキマ時間にいつでも聴く練習が出来ます。
英語のリスニングに浸る時間を毎日作ることは可能でしょう。
喋る練習もやって英語に浸ってみましょう。
英語の本を黙読でなく音読します。音読を繰り返して身体に英語を満たします。
音読の繰り返しで英語の音が身体に染み込んできます。
音読を繰り返すことで棒読みから感情を込めた音読に変化して行きます。
英語はツールです。ツールは身体で使い方を覚えることが一番です。
同じ本で良いので何度も繰り返し音読を続けて進歩を実感してください。
4.マイノートを作る
人間は忘れる動物です。なかなか記憶が定着しません。
新しい語彙、表現、イディオム、動詞句、諺、
決まり文句、ちょっと洒落た言い方、名言等々
見かけたモノをすぐマイノートに記録しましょう。
コツコツ集めた情報は貴重な財産になります。
新しい単語に出会って「あっ、分かった。」でなく
ちょっとメモして残しておきましょう。
この積み重ねが上達の階段になります。
時間があればマイノートを繰り返し読み返し
記憶が定着するまで何度も何度も読み返します。
5.英語新聞を活用する
英語の新聞のある記事を読んで、日本語の新聞で同じ記事を読んでみます。
大体の記事は同じものが英語、日本語で出てきます。
同じ記事の英和対比で新しい英単語、表現方法の情報が収集できます。
日本語の記事を読んでから英語の記事を読んでみると
同じ記事なら英語で読む時には大体内容を理解しています。
辞書を引かなくてもひとつの記事を読んで理解することが出来るでしょう。
英和対比で読む力を伸ばすことも可能です。
新しい英単語や気についた言い方等はすぐマイノートに記録です。