日本人は英会話と言うと英文法を意識しがちです。
英文法は、受験勉強で散々苦労したものです。
英文法は、私達にとってほとんど試験対策のための勉強でした。
だから英文法を完全に勉強しないと英会話もできないと思いがちです。
英会話の上達に確かに英文法は必要ですが、
最小限にして上達することも可能です。基本文法だけでOKでしょう。
例えば基本構文だけをしっかり確認しておくだけでも十分です。
あまり英文法に神経質になることもありませんが
ここでは英文法に出てくる節と句の違いについて確認しておきましょう。
1.節CLAUSEとは何か?
節、英語のCLAUSEは、文章の一部で基本的な単位として
主語+述語からなっています。基本的な文章と言えるでしょう。
(例)
- He must wash his hand.
- She finished her job.
- I like baseball.
従属節と言うのは、文章の中で追加の情報を提供するような節で
それ自体では意味をなさないようなものです。
従属節は、良くalthough, since, if, when, because等で文章の
頭に来ることが多いです。
(例)
- Although I am busy, ……..
- Since the street is crowded, ……..
- If you are free,……..
2.句PHRASEとは何か?
句、英語のPHRASEは、文章の中で意味を追加する句です。
句自体は、文章ではありません。いくつかの単語のつながりです。
従って、句には、主語、述語と言う関係性は出てきません。
(例)
名詞句の例としては、
- two little children
- the active senior members
- hard working bank clerk
動詞句の例としては、
- I saw a postman in front of my house.
- He gave her a gift.
副詞句の例としては、
- especially difficult
- all the way(はるばる)
前置詞句の例としては、
- after a long vacation
- in front of the new office
今更当たり前のようですが、節と句をしっかり再確認しましょう。
節は、動詞+述語を含むセンテンスで文章の中で大きな働きをします。
句は、いくつかの単語の組合せのかたまりで動詞+述語はありません。
それぞれが文章の意味を補完する働きをするもので
名詞句、副詞句、形容詞句、前置詞句等がありあmす。
あまり神経質になることもありませんが
節と句の基本的働きについて再確認です。