英語はなかなかやっかいな外国語です。
歴史的な経緯はあるもののスペルと発音が
どうしてこんなに違うのと言う英単語もいっぱいです。
それに似たようなスペルの英単語も沢山。
ボーっと生きていると読み間違うスペルもあります。
ちょっと読み間違うと、あるいは言い間違うと
意味がまったく違うものになるから困りもの。
今回はそんな間違い易い英単語をチェックしましょう。
1.Led と Lead
ledは動詞leadの過去、過去分詞です。leadは動詞の原形。leadは、導く、指導する、率いる等の意味です。
2.Empathy と Sympathy
empathyは、感情移入、共感で他人の感情を理解して共有すること。sympathyは同情で他人の失敗や不幸を気の毒だ、かわいそうだと思うこと。
3.Beside と Besides
ちょっと見落としそうですがSひとつの違いです。besideは前置詞で側にと言う位置の前置詞です。I want to sit beside her.とか使います。besidesは前置詞とか接続副詞の使い方をします。in addition toとかmoreoverとかの意味で使います。Besides beer, we need more whisky.とか使います。
4.Desert と Dessert
これもSひとつの違いです。desertは名詞で砂漠。dessertは誰でも大好きなデザート。発音にも注意です。desertは最初のeにアクセント。dessertは二つ目のeにアクセントです。食事の後にsweetが出てくると言うことでsweetのsが余計について来ると覚えておくと良いでしょう。デザートはsがふたつです。
5.Advice と Advise
これもちょっと見には間違いそうな英単語。adviceは名詞で助言。adviseは動詞で助言する。名詞と動詞の違いです。書き間違いしそうな英単語です。
6.Affect と Effect
affectは動詞で影響する、効果や結果を及ぼす。effectは名詞で結果、効果。
7.Between と Among
どちらも前置詞ですが、ちょっと使い方に違いがあります。意味はどちらも~の間にと言うことですが、betweenは「ふたつ」の間。amongはふたつ以上、たくさんのモノの間と言う使い方の違いです。
8.Like と As
どちらも何でもないシンプルな英単語です。likeは普通動詞ですが、この場合は前置詞としての使い方。同じようなとか~みたいなと言う意味。She looks like her mother.とかHe is tough like a bear.のような使い方。asも前置詞で~としての意味。She works as a secretary. とasの後ろに仕事や業務のようなものが来る使い方がひとつの例です。
9.Lose と Loose
loseは動詞で失う、失くす。looseは形容詞でゆるんだ、結んでいない、自由になったの意味です。I don’t want to lose her. (失いたくない) My T-shirt is loose.(ゆるい)
10.Accept と Except
acceptは動詞で合意する、受け入れるの意味。exceptは前置詞で~を除いて、~以外、~の他はの意味。I accept his opinion. (合意する、受け入れる)Everybody except me finished the work. (~以外)
英単語には似たようなスペルや発音のものが沢山あります。うっかりすると読み間違いや書き間違いをする英単語がいろいろありますが、良く間違う英単語は何度も良く間違うことがあります。間違ったらミスと考えず新しい発見だと思って記憶の定着の参考にしましょう。