英語の上達には長い年月が必要です。英語の上達には悩みがつきものです。あなたはそんな悩みをどうやって解決していますか?英語の悩みをいろいろあります。どんな悩みがありますか?
英語の悩みが人それぞれです。主なものを拾ってみましょう。
◎ 英語が聞き取れない。
◎ 英単語が覚えられない。
◎ 勉強の仕方が分からない。
◎ いくらやっても上達しない。
◎ うまく喋れない。
誰にでも悩みがあります。解決のひとつのヒントは人のマネをしてみると言うことでしょう。「ヒトマネ」と言うとあまり良い印象でないかもしれません。図書館に行くと英語の勉強法についての書籍が沢山あります。それらをサッと読んでみて自分で実践できそうなやり方のヒントを集めてみることです。どんな悩みも解決できます。誰でも悩んで解決して来たので前例が既にあるのです。
これを「先達(先達)に倣う」と言います。前例を参照すると言うことです。鎌倉時代、兼好法師が書いた徒然草に「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。」と言う話があります。
京都の仁和寺のある法師がずっと石清水八幡宮に参拝したいと願っていましたが、なかなか参拝の機会がありませんでした。その後やっと機会を見つけて石清水八幡宮へ徒歩で出かけます。
年老いて長年の願いが叶い極楽寺や小さなお宮を参拝しました。長年の願いが叶ったと周りを見てみると大勢の人達が山の方へ上っていきます。神様にお参りに来たのに登山とはと大勢の人達を気にもせず京都へ帰ってきました。
さて、石清水八幡宮と言うところはとても大きくて本宮は山の上にあるそうです。山裾にある小さなお宮を石清水八幡宮だと勘違いして本来の目的を達成できなかったのです。
兼好法師は、そこで「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。」と書いているのです。どんな小さなことにもちょっと先輩に聞くとか前例を参考にすると言う姿勢が欲しいものだと言うことです。
人は誰でもミスをします。いろいろ悩みます。世の中のそのような事例はすべて誰かが既に経験しています。前例があるのです。英語の上達も先達、所謂先輩が沢山います。そのような先輩の前例を参考にして自分が応用できるもの実践できるものを取り入れてやってみることも悩みを解決するひとつの方策です。
先人の知恵を大いに活用しましょう。少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。