英語の文章を読んでいて、あるいは英語の話を聞いていて、
何となく理解できても自分で英語で話をする時に
anotherとotherとothersとthe otherを
正しく使っているでしょうか?
分かっているようで正しく使うのに
悩んでしまう英単語ですが、
ここでその違いを知る機会にしましょう。
1. ANOTHER (形容詞) 単数の名詞を形容します。
[例] another one もうひとつのモノ another book もうひとつの本
2.ANOTHER (代名詞) もうひとつと言う意味で
[例] I buy this book. Give me another.
この本にします。もうひとつください。
3.OTHER (形容詞) 複数形の名詞を形容します。他の~ 違う~
[例] I want to see other books. 違う本(複数)を
4.THE OTHER (形容詞) 単数、複数の可算名詞を形容します。
[例] I have two books. One is a novel and the other is a map.
2冊の本を持っています。一冊は小説でもうひとつは地図です。
[例] I have 12 books. Eight are about history and the others are about economics. 12冊の本を持っています。8冊は歴史の本で残りの他の本は経済学の本です。
5.THE OTHER (代名詞) 残りのひとつ
[例] The other is kept by Mary. 残りのひとつはメアリーが保管中。
6.OTHERS (複数代名詞) 他のモノ、他の人
[例] Others are not coming. 他の人(複数)は来ません。
7.THE OTHERS (複数代名詞) 残りの人達、残りのモノ
[例] The others are not coming. 残りの人達は来ません。
何でもないニュアンスの違いですが、このような違いを知ることが使える英語を身につけるためにとても役に立ちます。一度確認しておきましょう。