受験英語ではお馴染みの問題になりそうですが
althoughやthough, even though等について考えてみます。
似たような意味でin spite ofとdespiteと言う英単語もあります。
一般的に「~だけれども」と言う意味になりますが
受験問題では良く見かけたのではないでしょうか。
受験英語は概して英会話ではあまり使わないような
クイズのような問題が多いですが
このalthough他は日常会話でも良く聞かれます。
althoughは、接続詞ですが、前置詞とも混同しそうですね。
基本的に「前置詞の後ろに来るのは名詞」であり
「接続詞の後ろに来るのは主語+動詞のセンテンス」となります。
使いやすい単語なので意味を理解して会話に活用しましょう。
1.althoughの使い方
★ 基本は、「although + 主語+動詞」のパターンです。
意味は、「~と言う事実にかかわらず」「しかし」「~だけれども」
と言うように使われます。単純にbutを使っても代用できます。
Although I was sick, I went to school.
I was sick, but I went to school.
いくつか例文です。
-Although she is poor she is very kind to support others.
ーAlthough he studied hard, he couldn’t pass the exam.
althoughは、センテンスの頭で使われますが、
thoughは、文章の最後でも副詞として使われます。
Although we had the bad weather, we went to the beach.
We had the bad weather. We went to the beach though.
2.in spite ofの使い方
★ 基本は、「in spite of + 名詞/代名詞」
あるいは、「in spite of + 動名詞」のパターンです。
意味は、「~にもかかわらず」「~だけれども」です。
in spite ofは群前置詞と呼ばれるものです。
例文です。
-He worked hard in spite of his illness.
ーIn spite of his failure, he is eager to try again.
ーIn spite of being rejected once, he tried to find a new job.
3.despiteの使い方
★ 基本は、「despite + 名詞/代名詞」
あるいは「despite + 動名詞」のパターンです。
意味は、「~にもかかわらず」でdespiteは前置詞です。
例文です。
-Despite the bad weather, we went to the beach.
ーShe looks gorgeous despite her colorful funny clothes.
基本的に「~だけれども」と言う意味がありますが、
単純にbutで代用することも可能でしょう。
会話は、その時その場面や相手との関係性に従って
いろいろな「言い方、表現方法」があるので
あまりひとつだけの言い方に拘泥せずに表現のバリエーションも
広げるように努力したいものですね。