英語の発音は、スペルと音がズレることが多く苦手な人が多いです。
これは英語の歴史的な変遷のせいでもありますが、
英語の勉強では本当に頭を悩ました問題です。
ドイツ語でもスペイン語でもほとんで書いてあるとおり
そのまま発音すれば大体正確な発音になります。
しかし、英語はスペルト発音に慣れるしかありません。
日本人は真面目なので発音を気にしますが、気にしないことです。
世界にはいろいろな英語があります。
アフリカでは現地の部族語訛りの英語があります。
耳が慣れるまでは英語だと気がつかないくらいでした。
でも慣れてしまえばそれも英語で会話はできるようになります。
日本語訛りだからと気にする必要もありません。
クイーズイングリッシュばかりが英語ではないのです。
大事なことは話の中身です。
クイーズイングリッシュでも中身のない話は粗末です。
英語の発音に悩んでいるよりも話の中身を充実させましょう。
そして会話で大事なのは、発音よりも非言語要素です。
非言語要素とは、言葉以外の五感の要素です。
話す時の顔の表情、ジェスチャー、抑揚等々も考えましょう。
メラビアンの法則と言うのがあります。
コミュニケーションにおいて言語、聴覚、視覚から受ける情報が
それぞれ異なる時に言語情報(Verbal)が7%、聴覚情報(Vocal)が38%、
視覚情報(Visual)が55%の影響があると言うものです。
コミュニケーションにおける心理法則ですが、
話の中身(言語情報)よりも顔の表情やジェスチャー等の
視覚情報が人に与える影響が大きいらしいと言うことです。
人に与える印象は、やはり視覚情報がインパクトがあります。
発音は聴覚情報ですが、伝達されるのは言語情報です。
どんなに発音がうまくても伝達する情報が粗末では
相手に与える印象には雲泥の差があります。
発音を気にしてあまり喋れないと言うのも後悔します。
発音を気にせずドンドン言いたいことを喋ってみましょう。
英語が出てこない時には非言語要素の表情はジェスチャーで
十分カバーすることも可能です。
世界にはいろいろな英語があります。
中国人の英語、インド人の英語、アフリカ人の英語
驚くほどのバラエティーです。それが世界の英語です。
日本語訛りの英語だと躊躇する必要はまったくありません。
発音を気にするよりも言いたいことを適切に英語で言えるか
そして言いたいことが言いたい時にすぐ口から出てくるか
英語の中身を鍛錬することが発音問題よりもずっと大事です。
英語は、コミュニケーションのツールです。道具なのです。
道具に凝るよりも道具をうまく使うことに注力しましょう。
言いたいことを言いたい時に伝達できるように
発音ではなく英語の中身を磨くことです。