英語の学習をしていると誰でもあれこれ悩みます。
受験勉強は、短期決戦の力仕事ですが、実践英語は、持続する力が必要です。
良くある英語の悩みをどうやれば解決できるでしょうか?
良くある英語の悩みについて考えてみましょう。
良くある英語の悩みは次の七つです。
- 勉強法が分からない。
- 英単語を覚えるのが難しい。
- 英語を聴きとるのが困難だ。
- 言いたいことが口から出てこない。
- 英語は、どうも苦手だ。
- 英語の勉強をしても長続きしない。
- 英語を実際に使う機会がない。
あなたも同じような悩みを持っていないでしょうか。
良くある英語の悩みをひとつづつ考えてみましょう。
1.英語の勉強法が分からない。
受験勉強では、確かに「勉強」でしたが、
使える英語に関して勉強と考えないことです。
英語は、単なるコミュニケーションのツールです。
道具に慣れると言う程度にちょっと力を抜いて考えましょう。
特に受験勉強は、暗記ばかり重視していましたが
使える英語を身につけるには見る、聴く、声に出す等々
身体をフルに活かして五感で英語を処理するようにしましょう。
★英語は、勉強ではない。五感を使って慣れること。
2.英単語を覚えるのが難しい。
受験勉強をしていたころ英語辞典のAから英単語を
全部覚えてみようと試したことがありましたが、無駄でした。
何の関連もない英単語をただ記憶するのは無理でした。
日常会話で良く使われる英単語は大体きまっています。
良く使われる英単語に的を絞ってまず覚えるようにしましょう。
即ち頻出確率の高い英単語をまず覚えると言うことです。
例えばオグデンの850語と言うものがあって
この850語を知っていれば英語は喋れると言うものです。
こんなのを土台に英単語の知識を増やしていきましょう。
●英単語は、頻出確率の高い英単語をまず制覇する。
3.英語を聴きとるのが困難だ。
英語の聞き取りは「慣れ」です。
英語の音やリズムに慣れるように沢山聴く練習が必要です。
英語特有の音のクセやリズム、強弱、抑揚等々に注意しましょう。
リエゾンを理解していますか?リエゾンのパターンを覚えましょう。
★沢山聴くこと。英語の音のクセ、リズム、パターンに注意。
4.言いたいことが口から出てこない。
言いたいことを自分で考える必要を少なくしましょう。
ひとつの工夫は、決まり文句をそのまま覚えることです。
想定する場面で使う表現には誰でも使うような表現が既にあります。
日常の場面での会話にはパターンがあります。
挨拶、依頼、陳謝、質問、自分の意見を言う、人の意見を尋ねる等々
そんな会話の場面で良く貴われる表現の型を押さえましょう。
● 会話のパターンをまず覚えて活用する。
5.英語は、どうも苦手だ。
英語が苦手だと言う方は多いかも知れません。
大なり小なり英語に苦手意識を持っているとやる気も出ません。
まずはこの苦手意識を解消するようにしましょう。
それには楽しむ気持ちを持てる工夫をすることです。
映画が好きなら洋画の英語から練習するとか、
歌が好きならカーペンターズやABBAの歌の歌詞から英語を覚えるとか
ゲームが好きなら英語でゲームの本を読んでみるとか
好きなことから英語に関連づけてやってみましょう。
カラオケで英語の歌を歌って練習するのでも良いですね。
● 好きなことを英語の練習に関連づける。
6.英語の勉強をしても長続きしない。
英語はコミュニケーションのツールです。
勉強だと固く考えないことです。
毎日1時間英語の練習をする必要もありません。
数分でも隙間時間を活かしてコツコツで良いのです。
楽しみながらできる工夫をしてみましょう。
道具の使い方に慣れるには何度も使ってみて慣れることです。
道具の使い方は、頭でなく体感で身体で覚えるものです。
頑張らないでコツコツ少しずつやることです。
● 頑張らない。コツコツやる。楽しむコツを掴む。
7.英語を使う機会がない。
機会は、待っていてもむこうからは来ません。
自ら探しに行きましょう。ボランティアをしたり
サークルに入ったり、同好の士がいる筈です。
ネットの時代です、FacebookやSNS経由で
必ず同好の士が見つかります。
ネットではいろいろ無料で使える教材も見つかります。
高いお金を出して英語学校や教材を買わなくても
ネットで無料で利用できる教材を活用しましょう。
● 機会は自ら探しに行く。ネットを活用する。
英語の悩みは人それぞれです。
あまり頑張らないで楽しんでやれることを見つけましょう。
楽しければ自然と継続することができます。
コツコツ隙間時間を活用して楽しみながらできることから
始めてみてください。