皆さんハインリッヒ・シュリーマンをご存知でしょうか?
ドイツ人の考古学者、実業家でトロイの木馬で有名な
トロイヤの遺跡を発見した人です。
彼は相当な語学オタクで18ヶ国語をしゃべったとか。
そんなに多くの外国語をマスターできるものか
どうも疑問ですが、ある程度喋るレベルまでは
マスターしていたようなのでそれでも驚きです。
彼は非常に記憶力が良かったと言うので
それも数多くの言語をマスターするのに
有利なポイントでもあったのでしょう。
誰でも可能な能力ではありませんが、
シュリーマンの語学学習法を部分的にも
参考にすることができるかも知れません。
シュリーマンの勉強法を見てみましょう。
●とにかく音読をする。
●いちいち翻訳しない。
●毎日1時間を当てる。
●興味あるテーマで作文を書く。
●書いた作文を添削してもらい暗記する。
一番の特徴は「音読」です。
大きな声で音読することで
脳への五感への定着が確実になるようです。
頭で覚えるより身体で覚える感覚でしょう。
これは語学学習に大きな意味があります。
記憶力にあまり自信がなくても
何度も繰り返し音読することが
つまり身体で覚える感覚を
意識することが重要かも知れません。
是非音読を取り入れてみてください。
勉強法の前に一番大事なことが
目的を明確にすることでしょう。
何のために勉強するのか明確でないと
モチベーションが維持できないからです。
自分の中で何のために勉強するのか
まず明確にしておきましょう。
英語の勉強には「努力」が必要です。
時間もそれなりにかかります。
一冊読めばすぐ喋れるような
マジックはありません。
コツコツ努力を継続させることです。
簡単なことをコツコツ積み上げる、
そのために目的を明確にがんばりましょう。