日本語は、どちらかと言うと婉曲的な表現が多いです。
相手の事を忖度して直接的な表現はあまりしないのでしょう。
日本語らしい特徴ですが、海外に出かけたら
比較的婉曲的な表現と言うのは少ないかも知れません。
言いたいことをはっきりと言う、主張する、クレームする、
回りくどい言い回しでは誤解を生じることにもなります。
異文化コミュニケーションではそのような
文化の違いと言うものが誤解や衝突の原因にもなります。
外国語を身につけると言うことは大事ですが、
言葉の裏にはそれぞれの文化があると言うことも覚えておきましょう。
さて英語ではっきりと自分は怒っている、不満だと言う時
どのように表現したら良いでしょうか。
日本人だと得てして自分の怒りも不満も我慢して
黙ってしまうのが普通かも知れません。
もし頭に来て怒っているのだと言いたくなったら、
不満があるのだと言うことをはっきり宣言することも大事です。
英語で怒りや不満を述べる表現をチェックしておきましょう。
- I can’t believe it! 信じられない! ウソだろう!
- What a pain! うんざりだ! 面倒だなあ!
- Is it possible? 本等? そうですか? そんなのあり?
- I could do without it. そんなの必要ない!
- It really gets on my nerves. まったくイライラする。癪に障る。
- I am sick and tired of it. まったくうんざりだ。もう沢山だ。
- I am fed up with it. もう沢山だ.
- I am so mad right now and I can’t talk to you. ほっといてくれ!
- Damn it! 畜生!
- Rubbish! クズ!
- Just you wait! 今に見てろ!
- Get out of my way! 邪魔するなよ!
- It’s none of your business! 余計なお世話だ!
- Shame on you! 恥を知れ!
- I don’t think tha’s very clever! それはないよ!
- I can’t stand it any longer. もう我慢できない!
- What a nuisance! いやだね! 迷惑だ!
- Mind your own business! 余計なお世話だ! おせっかいはやめろ!
- That’s the last straw. もう我慢できない! もう沢山だ!
- I don’t believe it. 信じられない。 ウソだろう。
海外に行くとどう考えるかとか意見を求められることが多いです。
日本語では何となくぼやかして答えることもありますが、
海外では好き嫌いも含めて自分の意見は明確に述べることができるように
心の準備もしておきましょう。はっきりとモノを言う、そんなことも
異文化コミュニケーションでは大事です。