英語の上達のために私達は長いこと努力してきました。
しかし、英語の上達の道は長く上達したかも良く分からない、
そんな長い時間ばかりが気になります。
英語学習法に悩み何度途中で諦めそうになったことか。
英語学習法の悩みはひとそれぞれ、多様な悩みがありそうです。
ここで主な悩みと解決法を考えてみましょう。
1.何をすれば良いか分からない。
英語を学習したいけれど何から手をつければ良いのか分からない。
これは登山をするのにその山の高さやルートも良く分からない
と言う悩みと良く似ています。
まず山の高さとルートを考えてみましょう。
山の高さは学習目標です。
英語を喋って何をしたいのかイメージすること。
英語を喋れたらカッコいいとか、人がやっているとか、
そんな曖昧な目標ではダメです。
英語を喋って自分が何をしたいのか
その場面をイメージすることから始めましょう。
そして自分にあった登山ルートを探すことです。
上達には時間がかかります。
近道を選べば最大努力が必要です。
遠回りなら時間が掛かってもじっくり取り組めます。
自分の能力と利用できる時間との相談です。
2.やる気が湧かない
英語の上達には急がないことです。
カギは「コツコツ続けること」だけ。
苦痛に感じるなら止めることです。
少しでも「楽しむ」気持ちを持てる
そんな工夫をしてみることです。
ネットには沢山動画資料があります。
隙間時間を有効活用して長続きする
コツコツできる努力を継続しましょう。
私達は「カラオケを勉強する」とは言いません。
好きな歌を何度も練習しているうちに18番になります。
英語の学習もカラオケ方式で伸びます。
何度も繰り返しているうちに潜在意識に取り込み
英語が身体にしみ込んできます。五感を利用します。
英語は勉強でなくカラオケ方式です。
3.教材選びが分からない
ネットの時代教材はいろいろあります。
一番悪いのはアレコレかじりまわすこと。
自分の勘を信じて「これだ」と言うのを
選んだらそれを徹底的に使い倒しましょう。
ひとつかじり、次に移り、それの繰り返しでは
何をやっているのか登山ルートも見えません。
ひとつルートを決めたらコツコツ選んだ道を
ひたすら登って、登って行くことです。
私達が入手できる教材はいろいろあります。
教材を利用する時には気に入らない点も目に入ります。
しかしどんな教材にも有益な情報があります。
マイナスにばかり目を向けて文句を言わず
プラス面を大事に自分の中に取り込みましょう。
「学ぶ」とは「真似る」ことでもあります。
先駆者の知恵を取り入れて自分の上達に活かしましょう。
教材の不平不満ばかり言っていては上達もありません。
4.使える英語力が身につかない
英語力には二種類あります。
聞けば、読めば分かる受け身の英語力がひとつ。
もうひとつは自ら使える英語力です。
私達が目指すのは使える英語力、発信英語力です。
必要な場面で必要なひとことが即座に口から出てくる
的確な発信英語力です。
発信英語力は頭でなく身体で覚える英語力です。
五感を使って繰り返すことで自分のモノになります。
カラオケで18番の歌を持つプロセスと同じです。
発信英語力は、即座の反応力が必要です。
カラオケの18番は自然に口から出てきます。
その域に達するためには繰り返しが必要です。
繰り返して自分の中に蓄積して発信英語力を強化します。
5.発音が分からない
英語は、クイーンズイングリッシュばかりではありません。
世界には沢山の所謂英語が話されています。
インドでもシンガホールでも中東でも
訛りのあるいろいろな英語があります。
日本訛りでも気にすることはありません。
英語はコミュニケーションのツールです。
言いたいことが誤解なく伝わればOKです。
何を伝えるか、whatも大事ですが、
HOWがもっと大事です。HOWとは
伝える技術です。表情、声質、ジェスチャー、抑揚。
これら非言語要素を重視してください。
言語要素の不足分は非言語要素でカバーできます。
whatも大事ですが、howも意識しましょう。
発音に過剰に神経質になることはありません。
英語の悩みはいろいろあります。
しかし、それぞれに解決法はあります。
完璧を目指すことはありません。
英語は、単なるツールです。
大工道具と同じツールです。
ノコギリやカンナの道具を使うのと同じで
何度も使って身体で使い方を身につけます。
この「体感」はツールの上達には重要です。
カラオケ方式で18番を作るプロセスを
自分なりに辿って英語の上達に応用しましょう。