日本語のことわざで「降れば土砂降り」と言うのがあります。
出かける時に雨が降れば困ったことですが、
その困ったことが短い間にいくつも重なると言う意味で
多少の雨でなく、土砂降りになると表現しています。
仕事をしていて朝からミスばかり、昼飯も食えないまま、
バタバタ働いて定時にも帰れそうにない、そんな時にピッタリ。
朝からどうのこうのと説明するよりも「降れば土砂降り」だからと
ひとことでその時の状況を説明することができます。諺の力ですね。
さて、これに該当する英語の諺もあります。
When it rains, it pours. 言い回しも日本語とまったく同じです。
文化が違うと見方や感じ方が違ってきそうですが
この場合は、まったく同じ言い回しで翻訳したようにピッタリです。
表現としてその他にも同じような意味で別の言い回しもあります。
- Troubles never come singly.
- Bad luck never comes alone.
- Misery loves company.
- Misfortunes never come singly.
- Bad things come in group.
言い回しとしては、「困ったことは得てして重なる」と言っています。
比喩としては雨を使うのが一番身近に感じますね。
降れば土砂降り、困ったことが重なった時に感じにピッタリです。
機会があったら会話の中で使ってみましょう。
When it rains, it pours.