英語の接頭辞Prefixとは何か?
英語の接頭辞は英単語の頭に付く部品のようなものです。英語の接頭辞Prefixは、多くはラテン語やギリシャ語等が起源になっているもので各々短い部品でありながらカギになる意味を含んでいます。この部品の意味を覚えておくと知らない英単語に出会っても英単語の意味を想定することが可能になるのです。小さい部品ですが大きなパワーを孕んでいるものです。新しい英単語を覚えるために、あるいは知らない英単語に出会っても意味が想定できるように英単語の接頭辞Prefixを沢山覚えて英単語攻略のパワーを強化して行きましょう。
何故接頭辞を学ぶ必要があるのか?
前述したとおり英語の接頭辞は、短い部品ですが、それぞれ意味を含んでいます。英語の接頭辞だけでなく、接尾辞や語根を同時に覚えることで知らない英単語が出てきても迷うことなく意味を想像することができるようになります。受験勉強の時に英単語を暗記、暗記の力仕事で覚えた経験が誰にもあることでしょう。英単語を一過性の記憶でなく記憶に定着させる方法としては、このような部品をカギにすると英単語に強くなる知力が付くようになります。
英語の接頭辞の例
◎英語の接頭辞の例として「否定」の意味のつくものを確認します。
– anti (anti-dote, anticlimatic) 反の意味
-contra(contradiction, contraindicated) 反対して、対象して
-a あるいはan(amoral, atheist, anemic) 非とは反の意味
-non(nonfiction, nondescript) 非とか不とか無の意味
-irあるいはilあるいはin(irregular, illegal, infertile)不とか否定の意味
-un(unlucky, unkind) ~でない、~と反対の、~がない等の意味
◎英語の接頭辞で良く使うものの例
1. extra-(追加の、範囲外の)extraordinary, extra-terrestrial
2.fore-(前の)forecast, foresee, foreword, forehead
3.co-(一緒に、共に)copilot, cooperation, coexist, co-worker
4.mono-(ひとつの)monotone, monopoly, monorail, monolithic
5.mis-(間違った)mistake, misinterpret, misunderstand, misfire
6.dis-(反対の)dislike, dishonest, disagree, disappear
7.pre-(前の、上位の、前部の、予備の)preamble, prepare, preface
8.super(超過、余分、超越、上位)superstar, superimpose
9.micro-(微小、微量、小さい)microscope, microphone
10. tri(三つの)triangle, tripod, tricycle
11.re-(再)return, rediscover, reunite, recall, reiterate
12.mid-(中間の、中の)midway, midair, midpoint, midfielder
13. over-(超えた)overwork, overdue, overeat, overoptimistic
14. semi-(半分の)semifinal, semicircle, semiconscious
15. home-(同じ)homosexual, homophobic, homograph
16.poly-(沢山の)polysyllable, polygon, polycotton, polymorphic
17.auto-(自身の、自動の)autopilot, autograph, automobile
18.trans-(横切って)transport, transnational, transform
19.sub-(副、下、亜、ほぼ)submerge, subtitle, subconscious
20.ex-(前の、外へ)ex-president, exterior, ex-boyfriend, export
英語の学習には工夫とコツが必要です。いろいろな勉強法の書籍が沢山ありますが、自分にあった方法があるかどうかを良く判別することです。気に入らないやり方だとかで批判したりけなしたりする必要はありません。登山する時もルートややり方、装備は人それぞれです。批判的な目で見れば何事もケチをつけることは可能ですが、批判したところで自分の学習には何の得にもなりません。
英語の学習に大切なことは自分の学ぶ目的を明確にして自分にあった方法があれば貪欲に取り入れ実践してみることです。いろいろな学習法を選別する時にも批判する目ではなく自分にもできる工夫とコツがあるのかどうかポジティブな目で選別することが大事です。