英会話で皆さんは何に注意して話していますか?
英文法や発音を気にするという方は多いです。
何を話すのか表現方法や言い方も気にするかも知れません。
しかし日本語でも同じですが、英語の場合、話す時の強弱、
イントネーションによってニュアンスが大きく違うので
注意が必要です。
例えば
I didn’t say she went to New York.と言う場合に
どの単語を強く言うのかでニュアンスが違います。
最初のIを強く言った場合には、「私が」言ったのではないと
私でないことを強調したい意図がはっきりします。
次にdidn’tを強く言った場合には、言わなかったということを
強調したにのだということが分かります。
それではsayを強調したらどうでしょうか?
「言う」と言う点を強調しているので
言ったのではない、(例えば)メールで伝えたのだという
隠れた意図を表すことができます。
このようないどの単語を強調するかで
その人が何を強く言いたいのか、その人の意図が
はっきりと示されることが分かるでしょう。
日本語は、比較的フラットな言い方になるので
英語もその日本語のようなフラットな言い方になることが
あるかも知れませんが、所謂「言外の意味」を含めるために
どの単語を強く言うのかを意識してみましょう。
何を言うかも大事ですが、どのように伝えるかも
とても大事なポイントです。