日本ではいまでは英語は生活の中に入りこんでいますね。英語、所謂カタカナ英語なしで生活できますか?多分無理でしょう。エレベーターのアップダウンとか、ランプのオンオフとか、疲れてダウンしたとか、知らず知らずのうちにカタカナ英語が口から出てきますね。
試しに10分間くらいカタカナ英語なしで話そうとしてみてください。どこかでカタカナ英語が出てくると思います。街にでても横文字が氾濫しています。JRなんか英語のアナウンスも当たり前になっていますね。駅名の看板も漢字、ローマ字、中国語、韓国語と多言語化しています。
明治維新の頃は、西洋の文化を移入した時に、経済とか民主とかいろいろ英語を日本語に翻訳してきました。中華人民共和国なんか中華以外は、人民も共和国も日本で作られた単語です。朝鮮民主主義共和国だって朝鮮以外は、日本で作られた単語なのです。最近は、明治の頃の日本語を作る動きがまったくなくなって、簡単にカタカナのまま言葉を借用しているのです。漢字に翻訳するという明治の頃の英知をもっと倣いたいものです。