英語スピーキングには慣れが必要です。
頭で分かっていても口からなかなか英語が出てこない。
実践の場ではどうしても英語が出てこないものです。
英語スピーキング上達のコツを考えてみましょう。
1.注意して聴くこと
会話の途中に自分が次に何を言おうかと頭の中で考えていると聴くための注意力が散漫になります。まずは相手の話に注意を集中してその話にどのように反応するか意識を向けてみましょう。
2.相手の目を見る
会話の間には相手の話を良く聴いていますと言う印象を与えるために相手の目を見て話をします。相手の目を見ると言ってもジロジロ見るとかジッート見つめると言う訳ではありません。相手の話に同調する、相槌をうつ等話しやすい雰囲気づくりも聞き手の役割です。
3.つなぎ言葉を有効につかう
会話の流れをスムーズにするために、また話の合間に無言の時間やアー、ウーと変なつぶやきを避けるためにつなぎ言葉を有効に使いましょう。例えば「however, moreover, but, in addition to that, as far as I know」等々それ程大きな意味はないけれど話の流れを作るのに効果的なつなぎ言葉を使ってみましょう。
4.ボディーランゲージを効果的に使う
会話は、言葉だけでするものではありません。顔の表情や手のジェスチャーの動きも会話の時の大事な助けになります。
5.リラックスする
完璧な英語を喋ろうとすることはありません。ミスを恐れて話ができないと消極的になる必要もありません。リラックスして自分のペースでゆっくり話すようにしましょう。シンプルな英語で大丈夫だと考えることです。
6.卑屈にならない
会話の最初から「英語が良くしゃべれない」とかこちらから前提を言う必要はありません。英語のミスがあったからと言っていちいち謝ることもありません。堂々とした態度も会話の一部です。自信を持って英語を喋ってみましょう。
7.あなたはあなた
英語が上手い、ヘタと言うのが会話の重要な前提条件ではありません。あなたの本来の人間性が自然に会話に出てきます。演技をすることも背伸びをする必要もありません。あなたはあなたのママで自然体で英語のやり取りをするだけです。
8.シンプルな英語で良い
難しい英単語や言い回しを使わなければいけない訳ではありません。シンプルな短文で英語の会話は十分成立します。中学高校で学習した英単語だけでもその使い方を工夫することで沢山の表現ができるようになります。
9.ペースをつかむ
早口で喋る必要はありません。ゆっくりマイペースで自分の会話をするようにしましょう。相手の話のペースや間にも注意して話の流れを自分で作るようにやってみましょう。
10.日本語も大事
使える英語を身につけるためには英語の知識だけでなく、日本語の知識も重要です。英語の上達は、その人の日本語の能力以上にはレベルアップすることはありません。頭の中で考えていることは基本的に日本語であり、豊かな日本語の表現ができない、キチンとした日本語の作文が書けない人が分かりやすい英語を喋れる訳はありません。英語がうまくなりたければきれいな日本語、豊富な日本語の表現力も強化するように努力しましょう。