英語の学習と言うと単語と英文法と思うかも知れません。
受験勉強では英単語と英文法は必須でした。
いずれも暗記ばかりの力仕事でした。
実践英会話は、暗記仕事は止めましょう。
英語でコロケーションと言うものがあります。
単語の決まった組合せをコロケーションと言います。
日本語でも「ヘソでお茶を沸かす」とか
「目くじらを立てる」とか決まった言い回しがあります。
英語でもそのような決まった言い回しがあります。
It’s raining cats and dogs.と言うのもひとつですが、
英単語自体は、誰でも知っているrain, cat, dogと簡単です。
しかし、複数の単語か決まった組合せを作ると
英単語そのものの意味とは違う新たな意味を作ります。
It’s raining cats and dogs.とは「土砂降りだ」と言うこと。
英語は、このような単語の組合せを覚えると上達します。
それでは前置詞をベースとしたコロケーションを確認しましょう。
ATを使ったコロケーション
- at first まず最初に
- at hand 手元に
- at home 在宅で
- at large 逃亡中で
- at last ついに、最後に
- at least 少なくとも
- at risk 危険に瀕して
- at work 仕事中で
INのコロケーション
- in case 万一
- in danger 危険で
- in difficulty 困って
- in error 間違って
- in general 一般的に
- in hand 手中に
- in haste 急いで
- in time 間に合って
OFFのコロケーション
- off color 元気のない
- off duty 勤務外で
- off guard 準備なく
- off plan 青田買い(不動産の)
- off season 季節外れの
ONのコロケーション
- on board 支持して、 搭乗して
- on duty 勤務中で
- on edge 緊張して
- on file 記録する
- on fire 延焼中で
- on foot 徒歩で
- on hand 手元に
- on purpose 意図的に
- on sale 販売中で
- on time 定時で
英語の上達にはこのようなコロケーションを活かしましょう。
決まりきった単語の組合せは沢山あって
誰でも日常会話で使うものがあります。
英単語をひとつひとつ覚えるのではなく
単語のかたまりとして覚えると
沢山の言い回しを習得できます。