英文法で習ったことがあると思います。
英語の直接話法と間接話法は、良く出てきます。
それぞれ書き換える時のコツは理解しているでしょうか?
これもひとつ書き換えのパターンを覚えておくと
どんな時にも迷うことはないと思います。
英文を直接話法で書く時、間接話法で書く時、違いを見ておきましょう。
1.直接話法、間接話法とは?
直接話法とは、話者の言った言葉をそのまま伝える話法で
引用符を使います。
一方間接話法は、話者の言った言葉を自分の言葉に直して
伝えるものでthat, if, whether等の接続詞を使います。
(例)
直接話法
She said, “I am going to Tokyo next Monday.”
間接話法
She said She was going to Tokyo next Monday.
直接話法においてsaidは、伝達動詞と言います。
そしてShe saidを伝達文、引用符で伝えられた文を
被伝達文と言います。
この辺は、試験勉強のようですが、基本だけ押さえてください。
2. 基本パターンを確認しましょう。
- 被伝達文(現在形)➡被伝達文(過去形)
He said, “I want to go to the museum.”
➡ He said that he wanted to go to the museum.
- 現在進行形➡過去進行形
He said, “She is sleeping.”
➡ He said that she was sleeping.
- 過去形➡過去完了形
He said, “I finished my report.”
➡ He said that he had finished his report.
- 過去進行形➡過去完了進行形
He said, “I was working at that time.”
➡ He said that he had been working at that time.
- 現在完了形➡過去完了形
He said, “I have done my homework already.”
➡ He said that he had done his homework already.
- 未来形➡過去未来形
He said, “I will go to work next week.”
➡ He said that he would go to work next week.
試験問題のような書き換え問題ですが、パターンを押さえておくと
迷うことはないと思います。書く時でも会話の時でもこのような言い換えが
あるのだと言うことを意識しておきましょう。