英単語の総数は膨大なものです。ネイティブでも全部は記憶不可能でしょう。
英単語で大事なモノは、やはり動詞、副詞、形容詞等でしょうが、
シンプルな前置詞を忘れないことも重要です。
動詞や副詞、形容詞、名詞等々の英単語は、数が多く
記憶したり慣れたりするにも長い時間が必要でしょう。
しかし、前置詞の数は数十個と限られています。
良く使われる重要な前置詞は20個程度のモノでしょう。
そのように前置詞はシンプルな英単語ですが、
意味や使い方はとても幅広く多様な用途で使われます。
数も限られているのでこのシンプルな前置詞の使い方を
しっかりと押さえることで簡潔な会話が可能になるのです。
数が限られている前置詞は、時代が変わっても
新しい前置詞が出現するようなこともないでしょう。
20個あるいは30個程度の前置詞の用法をしっかり理解すると
簡潔な英文で会話ができるようになります。
場所の前置詞の用法をしっかりと理解しましょう。
1.at ある一地点に There is a dog at the entrance.
2.above 離れて上に The bird is flying above the house.
3.below 下の方に He jumped in and swam below the water.
4.on 接触して上に The picture is on the wall.
5.under 下に They slept under the open sky.
6.on top of 上に The cat is on top of the roof.
7. in front of ~の前に We are waiting in front of the building.
8.between ~の間に My house is between big trees.
9.in 中に She is waiting in the house.
10.next to ~の次に I want to sit next to her.
11.behind ~の後ろに He was sitting behind Mary.
前置詞はどれもシンプルで誰でも知っている英単語でしょう。
聞いてみれば知っているので「何だそんなのもう知ってるよ」と
言うかも知れませんが、聞いて読んで分かるというのはまだ不十分です。
知っているからすぐ使えるかと言うと別問題で簡単には口で言えません。
テストの点数は良いけれど英語が喋れないと言う人が多いのはこのためです。
知っているのと実際口からスンナリ出てくる、使えると言うのは別なのです。
簡単だから、知っているからとぞんざいにせず、
いつでもスンナリ口から出てくる、喋ることができる英語力にしましょう。