英語には句動詞と言うものがあります。
句動詞とは、動詞+前置詞や動詞+副詞の組合せで
新しい意味をなし、ひとつの動詞として使われるモノです。
英語の文章で一番肝心なのは動詞です。
S + V + Oとか五文型で習ったように
英語では必ず主語があり動詞が必要です。
日本語では構文の形があやふやです。
「君、何にする?」
「俺、コーヒー」
日本語ではこの表現でも成立します。
「飲む」とか「選ぶ」とか動詞がなくても
日本語では十分理解される会話になります。
英語ではこのようには行かず主語、動詞は必須です。
動詞は必須ですが、無理に難しい動詞を使う必要はありません。
句動詞を使うとシンプルな言い方が可能になります。
特に基本的な動詞makeやget等々に前置詞をつけて
いろいろな表現をすることができるので
簡単な動詞で多様な言い方を駆使することができます。
その句動詞の例をいくつか確認しましょう。
- The accident came about.起こる
- He passed away last night. 亡くなる
- He came after me. 付いてくる
- I want to bring up this issue. 提案する
- Give me back my book. 返却する
- Hang on a minute. 待つ
- She passed up my invitation. 拒否した
- She went off without a word. 去る
- We must go on to win the game. 進む
- I hold down my job for ten years. 続ける
英語の勉強となると受験英語のような
難しい英単語の勉強をしがちですが
難しい動詞でなく基礎動詞+前置詞の組合せで
シンプル英語で会話する練習も効率的です。
句動詞をうまく使えるようになりましょう。