英語の助動詞は、中学校の英語の授業で習いました。
誰でもお馴染みの英語の助動詞ですが
それらの使い方についてしっかり確認しておきましょう。
英語の助動詞は、話し手の気持ちとか心理、考えを表すものです。
使う助動詞で話し手の気持ちや考え、つまりどうしたいとか
しなければならないとか、かもしれないとかの心理状況を示しています。
もう一度おさらいしておきましょう。
1.助動詞の種類
英語の助動詞は以下のとおりです。
- be (am, are, is, was, were, being)
- can
- could
- do (did, does, doing)
- have (had, has, having)
- may
- might
- must
- shall
- should
- will
- would
2.助動詞の特徴
助動詞は、一応単語をみれば識別はできますが
助動詞の特徴、識別法をチェックしてください。
★ 「主語+助動詞」が、疑問文では「助動詞+主語」の語順でも
成立する。
★ 否定形で not をつけることができる。
これらの条件を満たすものが助動詞です。
助動詞の位置は、主語の後ろで動詞の前です。
(例)
● She is going to the school. 主語+助動詞(be)
● Is she going to the school? 助動詞(be) +主語
● She is not going to the school.
☞ 条件満足する、よって is(be)は助動詞。
〇 You meet him this afternoon.
〇 Meet you him this afternoon?(逆は不成立)
➡ Do you meet him this afternoon?
〇 You meet not him this afternoon.(直接notはつかない)
☞ 条件満足しない、よって meetは普通の動詞。
3.主な助動詞に含まれる意味・用法
- will ➡ I will go.(意志)、It will rain this afternoon.(見込み)、
Will you repeat what you say? (お願い)
- can ➡ I can do it.(能力)、You can sit down.(許可)
Can you do me a favor?(お願い)
- must ➡ You must do this work.(義務)、It must be wrong.(確信)
You must take this chance.(強く勧める)
- may ➡ You may come in.(許可)、That may be true.(推定)
May God bless you.(祈願)
- should ➡ You should go now.(義務)、He should come.(確信)
- shall ➡ She shall come.(予想)、You shall work.(命令)
Shall we start the meeting?(提案)
would や couldは、willやcanの過去形のようですが、
時間的な過去の時制を表すのではなく、ちょっと遠慮した気持ちを
表す意味を含んでいます。
人に何かをお願いする時とか依頼する時に丁寧に言う表現で
wouldやcouldを使って丁寧語のような用法をすることができます。
英語で丁寧語は、would やcouldの過去形を使うのだと覚えておきましょう。