誰でも英語が喋れるようになりたいと努力します。
しかし、うまく喋れるようになるには時間もかかります。
本当の英語力とは何でしょうか? 良く考えてみましょう。
本当の英語力とは?
英語は、コミュニケーションのツールです。
ツールとは、「道具」のこと。勉強するものでもありません。
大工道具のカンナや鋸の使い方は勉強しません。
実際に使ってみて身体で使い方を覚えます。
英語もその道具と同じです。学問ではありません。
道具も使える道具にする必要があります。
つまり、聞いて分かるだけの英語力ではいけません。
それを受信英語力と言いますが、求めるのは発信英語力です。
聞いて分かる受け身の英語力でなく、必要な時に必要なひとことが
即座に口から出てくる発信できる英語力、使える英語力が大事です。
英語の上達は、この発信英語力、使える英語力を目指しましょう。
発音は大事?
世界にはいろいろな英語があります。
Queen’s Englishだけが英語ではありません。
アフリカでも中東でも東南アジアでも訛りがあります。
日本訛りでも心配することはありません。
発音が不安だと思う必要はありません。
英語は、道具でも言いたいことが言えるか?が大事です。
相手の発音が分からなければ聞き返せば良いでしょう。
こちらの発音が通じなければゆっくり喋れば良いだけです。
発音を気にするのでなく意思を伝達する道具だと割り切ることです。
大事なことはコミュニケーションが成立しているかです。
何の為に英語を喋りたいのか?
英語を喋りたいと頑張っても目的が必要です。
目的、目標がなければ努力を継続することはできません。
英語を喋る自分が将来何をしているかイメージできますか?
外国に留学している、あるいは駐在している、
将来、何をしているのかをイメージしてください。
そのイメージを目標にするのです。
ただ何となく英語が喋れるようになりたいではダメです。
頑張るためには目標を明確にして努力を継続することです。
教材は何を?
英語の教材も必要かも分かりません。
本屋に行けば沢山あって迷うでしょう。
教材は自分のカンで選んで良いと思います。
色やデザインやページが読みやすいとか
第六感で好みが合ったものを選んでも良いでしょう。
ネットには無料の教材も沢山あります。
何か選んだら選んだものを使い倒すことです。
ちょっとやってダメだとかケチをつけて
次の教材に手をだす、それの繰り返しとか最悪です。
教材にケチをつけても自分の上達には寄与しません。
役に立つポイントがないかポジティブな面に
目を向けて教材を使うべきです。
どの教材でも万能薬にはなりません。
向き不向きもあるでしょう。万人受けするものはありません。
しかしどんな教材にも自分の役に立つポイントはあるものです。
本当の英語力を身につけるには努力が必要です。
残念ながら、簡単な道はありません。
コツコツ継続することが必要です。
散歩のついでに富士山に登る人はいません。
装備やルートを慎重に準備する筈です。
英語も自分で実践できる工夫やコツを探して
目標までのルートを自分で描いてコツコツ歩を進めることです。
富士山の頂上に立った時にここまで来たのかと実感するように
英語の上達も登っている途中でなく目標に違づいた頃に
気が付かないうちに上達していたことを実感するでしょう。
コツコツ継続して決して諦めないで前進してください。