英語は歴史的にも雑種のような言語です。
ラテン語やギリシャ語起源の英単語が多く
その他にもアラビア語や北欧語起源のモノがあります。
英単語を覚える時にこのような起源になる言語の意味を
多少とも知っていると知らない英単語の謎解きも楽になります。
日本人なら誰でも知っているtelephoneもtele-とphoneの部品でなってます。
tele-は「遠い」、phoneは「音」のことですが、
これを知っていればtelepathy telegram 等々想像がつきます。
今回はラテン語起源でそのまま英語として使われるものを
いくつか確認してみましょう。
日本語の文章の中で漢語調の文体になるような
そんな感じを英文の中で与えるかも知れません。
- a priori 経験的認識、先験的に
- bona fide 誠実な、本物の
- per se それ自体、本来
- terra firma 土地、大地
- ad hoc 特別に、特定の目的のために
- persona non grata 派遣先国に対して好ましからざる人物
- verbatim 逐語的に、一語一語
- postmortem 検死、事後の
- prima facie 一見したところ、表面上
- veto 拒否権
- ad infinitum 無限に、永久に
- cum laude 優秀、首席で
- vice versa 逆に、反対に
- curriculum vitae 履歴書
- de facto 事実上の
- alma mater 母校
- de jure 法令上の
- alter ego 別人格、無二の親友
- status quo 現状
- subpoena 召喚状
- per diem 日当
前述したtele-の他にもラテン語起源の「部品」が沢山あります。
pac- 平和 peace
manu- 手 manual
audi- 聞く audio
jur- 法律 juarnal
cir- 丸い circular
dic- 言う dictation
このような「部品」をまず覚えると連想ゲーム方式で英単語も繋がります。
英単語はなかなか覚えるのに苦労しますが、
ちょっとしたカギを見つけると大体の意味の想像がつくでしょう。