私達は学校でまず英語を習い始めます。
中学、高校、大学と英語を習ってきましたが、
ほとんどが試験のための英語学習でした。
大学で英語の他に第二外国語を選びますが
普通、仏語やドイツ語、スペイン語等の欧州言語でしょう。
第二外国語にインドネシア語はどうでしょうか?
インドネシア語は日本人にとって比較的習得が容易です。
今回はインドネシア語の紹介です。
インドネシア語の特徴
1.文字は英語と同じアルファベットを使う。
2.単語をローマ字読みすれば基本OK。
3.基本的構文は英語と同じS+V+Oの形。
4.動詞は過去、現在、未来で変化しない。
5.動詞は人称によっても変化しない。いつも同じ形。
6.時制は、既に、今、まだ、後で等の副詞で表す。
7.形容詞は、名詞の後につく。
8.be動詞に該当するものはあるが日常は使わなくても通じる。
9.名詞を二回繰り返すと複数形になる。
10.ca ci cu ce coの発音は、cha chi chu che choになる。
以上が概要ですが、英語やドイツ語等と違って
単語に時制や人称による変化がなくいつも同じ形です。
形容詞が名詞の後ろに来るのはスペイン語等に似ています。
単語を沢山覚えて並べるだけでも話は通じるでしょう。
例えば
Saya Ymada. サヤ ヤマダ これだけで「私はヤマダです。」となります。
be動詞は普通使わなくても通じるシンプルさです。
Ini nasi goreng. これはナシゴレンです。
nasiはご飯 gorengは炒めるなのでnasi gorengでチャーハンです。
形容詞は名詞の後ろにくるので「炒めたご飯」でなく「ご飯 炒めた」の
語順になっているのがわかりますね。
Ini nasi goreng.の語順を変えて Nasi goreng ini.とすると
「このナシゴレン」と言う意味に変わります。
「ナシゴレン この」の語順になっています。
発音で注意するのは「C」の発音でしょう。
cintaは、シンタではなく 「チンタ」と発音します。
cintaは、愛とか愛すると言う単語です。
cuciが「洗う」と言う動詞で、これは「チュチ」です。
インドネシア語は、比較的文法がシンプルで
基本の単語を覚えると短期間で日常会話が可能になります。
もちろんテレビのニュースや新聞のインドネシア語は
日常会話と違う文法用法が入っているので難しいところもあります。
しかし日常会話は、単語の原型を使うだけで十分会話になります。
一度インドネシア語にも挑戦してみてはどうでしょうか。