皆さん受験勉強の経験があるでしょう。
英語の勉強も試験対策で大変でした。
英単語の暗記も試験対策です。
試験で良い点を取るための勉強でした。
受験の勉強は試験が目的ですが、
実践では喋れるようになるとは限りません。
使える英語を身につける、これからはそれが目標です。
受験勉強の英語も無駄ではありません。
まだ頭のどこかに微かに記憶が残っているでしょう。
実践英語、使える英語は、まず「勉強」と思わず、
「慣れる」と言う意識を持つようにしましょう。
英語が喋れないと言う悩みを抜け出すには、
英語を「勉強する」と言う意識から
英語に「慣れる」と言う意識に変えるべきです。
受験勉強の力仕事、記憶だけの勉強ではなく
英語の音と考え方に慣れるために練習することです。
それはカラオケの練習と同じです。
カラオケの本を読んだり、ビデオを見たりしても
カラオケが上手くなることはありません。
マイクが悪い、機械の採点がおかしいと文句を言っても
カラオケは上手くなることはありません。
機械のセイ、教材のセイにしないことです。
カラオケの練習は、何度も好きな歌を声を出して
繰り返し歌って慣れて行きます。
繰り返し声を出すことで身体で覚えてきて
メロディーが流れると条件反射で歌えます。
英語の練習もこれと同じです。
自分で英語を声に出して繰り返すこと。
繰り返すことで英語が身体に染み込んで来ます。
英語は、頭で覚えるのではなく
口の筋肉、五感、体全体で覚えることです。
カラオケも同じ歌を何度も繰り返さないと
自分の十八番にはなりません。
英語の練習もカラオケ方式でやってみましょう。
英語は勉強ではなく、慣れること。
声に出して身体で覚える意識を持つことです。