英語の文章を読んでいると良く略語が出てきます。
例えばi.e.とかe.g.と言う似たような略語があります。
他にも沢山良く出てくる英語の略語がありますが、
今回は特にことi.e.とe.g.について見てみましょう。
1.i.e.とは?
i.e.とは、”id est”の略です。ラテン語からの略語であり
このラテン語の意味は、日本語で「つまり」「換言すれば」と言う意味です。
英語で言えば”that is to say”とか”in other words”と言う意味です。
従って、i.e.を使う場合にはその後にそれまで述べて来た事について
さらに詳しく敷衍するという文章が来ることになります。
例文
- We would like to know the detailed schedule, i.e. dates, time and venue of the meeting.
- The field is only open during the winter season, i.e. between November and February.
2.e.g.とは?
e.g.とは、これもラテン語で”exempli gratia”で日本語の「例えば」に該当します。英語では文字通り”for example”に相当します。
従ってe.g.の後には、それまでに述べて来たことに関連して具体的な例を述べることになります。日本語でも使い方と同じですね。
例文
- I like fruits, e.g. oranges, apples and bananas.
- We need new staff, e.g. system engineers and accountants.
i.e.もe.g.もラテン語の略語なので必ずピリオッドを打ちます。
いずれもその前に述べて来たことを詳細に述べる
あるいは具体例を挙げると言う時に使うので
i.e.の後には詳細な説明を、e.g.の後には具体例を
それぞれ述べるあるいは列挙することになります。
i.e.もe.g.も文章を書く時に使われることが多く
会話の中で使われることは少ないでしょう。
会話の中ではthat is to sayとかfor exampleを使う方が
分かり易くなるかも知れません。