英語を喋れるようになりたいと思う人は多いですが、目的は自分が言いたいことを自由に言えるような語学力でしょう。日本人がネイティブのような発音になる必要もありません。アーウーと間が抜けるのではなく、簡潔で明瞭で分かり易いシンプルな英語で言いたいことが言えるような語学力をめざしましょう。
ネイティブらしくといってもオーバーなジェスチャーや身振り手振り等の外見を真似たり変にカブレるようなことは止めたいものです。ここでネイティブらしくと言うのは、「イディオムを使う」と言うことです。日常会話でのいろいろな表現には既に決まり切った表現が沢山あります。自分で作文をしたり何と言ったらよいのかと考えるよりも既に誰でもが使っている、所謂人口に膾炙している表現が沢山あるので、それを使うとネイティブが日常使う表現になって多少は英語らしくなると言うことです。
そんなちょっとかっこよくも聞こえる英語の表現をいくつか確認して行きます。機会があったらこんな表現もちょっと使ってみるのも良いかも知れません。
- miss the boat 良い機会を逸する、チャンスをのがす
- don’t judge a book by its cover 表紙だけ見て判断するな(ちょっと見だけでモノゴトを判断するな)
- bite off more than you can chew 自分の手にあまる仕事をする
- hit the books 猛勉強する
- hit the nail on the head ズボシである、要点をついている
- pieace of cake 簡単なこと、お茶の子さいさい
- sit on the fence 日和見的な態度を取る
- a stones’s throw とても近いところに
- no-brainer (考える必要もない)明白なもの、簡単な判断
- let the chips fall where they may どんな結果になろうとも(思い通りにやるだけやる)
- feeling under the weather 元気がない、具合が悪い
- couldn’t care less まったく気にしない、全然かまわない
- cry wolf 不必要な助けを求める、ウソを言う
- blew me away すっかり感激させられて、 仰天させられて
- you sold me (あなたの説得に)負けたわ、言う通りするわ
- go the extra mile より一層の努力をする
- hang in there 辛抱して待つ
- once in a blue moon めったにないこと
- by the skin of one’s teeth かろうじて、危ないところで
- jump on the bandwagon (けなして)時流に乗る、勝ち馬に乗る
ちょっと知ったかぶりの感もするかも知れませんが、こんな表現も使ってみると英語らしい会話になるかも知れません。